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icon 谷間の百合
→ 写真をクリックすると拡大画像が表示されます。

ヴァレーヌ館1
館の正面 (注1参照)
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ヴァレーヌ館2
館の側面、広大な庭が広がっている
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ヴァレーヌ館3
館の内部、コンサートが行われたサロン
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注1  バルザックの『谷間の百合』に出てくるChâteau de FrapesleのモデルとなったChâteau de Valesneで、ここから見渡せる豊かな谷間の風景が小説の中で描かれ、またここから主人公のフェリックスがモルソフ夫人の住むClochegourdeの館を見ていたとされています(実際は見えませんでした)。この館は、バルザックの母親の愛人Margonne氏が所有していましたが、19世紀末頃までは住まいとしては使われておらず、荒れていてMargonne氏の執事はAnnexeの方に住んでいたとのことで、バルザックの散策の場ではあっても、ここで執筆などはできなかったそうです。1917年にMétadier氏が館を買い取り、修復して現在にいたっています(現在も館には誰も住んでおらず、Annexeに管理人夫婦が住んでいます)。普段は非公開で、柵ごしに庭などを見ることしかできません。今回、特別に中に入れたのは、やはりバルザックにちなんでここでコンサート(Un concert au temps de Balzac : 99年10月9日)が催されたためで、このコンサートにもトゥールからタクシーで駆けつけました。コンサートではシューベルト、シューマン、モーツァルト、ベルリオーズ、リストの歌曲のソロとピアノ演奏が行われました。


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